全国各所におけるバリアフリー化の推進など、障害者が生活しやすい環境の整備は日々進んでいます。そしてその流れは風俗業界にまできていて、障害者デリヘルが誕生しました。
当ページでは、この業態がいったいどんなものなのか、女の子がバイトをするメリット・デメリット、入店までの流れについて解説していきます。興味のある人は、ぜひ最後までお付き合いください。
目次
- 1. 障害者デリヘルのバイトとは?
- 2. メリット・デメリット
- 3. 障害者デリヘルの接客内容を確認しよう
- 4. 入店までの流れとは?
障害者デリヘルのバイトとは?
この業態がどんなものなのか、チェックしていきましょう。
派遣型性風俗サービスを提供する仕事の一種
まず、デリヘルはデリバリーヘルスの略で、お客さんの待つ家やホテルなどに女の子が行って、ペッティングによってフィニッシュを迎えるサービスを提供します。なので、本番行為はありません。
障害者デリヘルとは、障害者のお客さん対応可のデリヘルです。なかには障害者のお客さんのみを対応可とし、健常者のお客さんは対応不可としている、障害者専門(障害者特化型)デリヘルも存在しています。
このページでは、障害者デリヘル=障害者専門デリヘルとして解説していきます。
通常のデリヘルと異なる点
障害者デリヘルは、先述のとおり障害者のお客さんのみが利用可能となっている点で、通常のデリヘルと違います。ほかには、働いているキャストやスタッフの特徴や、障害者のお客さんのみ利用可能以外のお店のシステムに違いがあります。
まず、障害者デリヘルに在籍しているキャストやスタッフの特徴ですが、介護・医療機関での職歴を持っている人が多いです。専門知識や技術を活かして、お客さんが持つ障害に応じた対応をしています。
次にシステムについてですが、通常のデリヘルはドライバーが派遣先まで乗せて行ってくれるものの、お客さんが待つ家やホテルの部屋などには、女の子が一人で行きます。一方、障害者デリヘルはお客さんを介助するためのスタッフが女の子に同伴することがあります。
これはお客さんの障害の種類・程度によっては、体を抱え上げてシャワーを浴びにお風呂場へ連れていくなど、プレイできる状態に持っていくまで女の子一人では対応が難しいことがあるからです。なお、プレイ中はお客さんと女の子は二人きりです。
また、通常のデリヘルだと、事前にお客さんの情報が女の子に知らされることはあまりありません。これに対し、障害者デリヘルは事前のヒアリングでお客さんの障害の種類や程度を把握し、キャストやスタッフと情報共有をしています。そうして、お客さんの状態にあわせた適切な対応をしているのです。
そのほかにも、介護タクシーの手配、施設への派遣など、障害者にとって嬉しいサービスを提供している障害者デリヘル店もあります。
メリット・デメリット
ソープランドをはじめさまざまな営業形態がある風俗業界ですが、どの業態のお店で働くか決める上でこれらの要素は気になるところではないでしょうか。何があるのか見ていきましょう。
メリット①高収入が期待できる
障害者デリヘルは、健常者のお客さんによる利用が普通のデリヘルに比べて、料金設定が高いです。お客さんが支払う金額が高いということは、バックの金額が高くなることを意味しています。それプラス、通常のデリヘルと同様に、指名バックやオプションバックでの稼ぎにも期待ができます。
ほかには、障害者デリヘルはまだまだお店の数がありません。障害者のお客さんからすると選択肢が限られているので、同じお店を繰り返し利用する率が高いです。このように、競合が少なく固定客が集まりやすいことでも、高収入を稼げる可能性が高いのです。
メリット②負担の軽い働き方ができる
たとえば、自由出勤制度のお店に在籍すれば、自分の都合がいいときに働けます。副業・掛け持ちをしたい人などに良いでしょう。
このほか、完全予約制のお店であれば待機する必要がありません。お客さんがまわってくるまで、どう暇を潰すかで困るようなことがないです。
さらに性的サービスをいっさいしないあるいは性的サービスはあるけれどかなりライトなサービスのコースがあり、そのコースのみでバイトすることを認めているお店に在籍する選択肢もあります。この場合、肉体を酷使せずに済むだけでなく、性病のリスクも下がります。
メリット③:深夜から早朝にかけてバイトできる
店舗型の風俗店は夜の営業に規制がかかっていて、0時までとなっています。これに対し、デリヘルはこの縛りを受けないので、24時間営業することが可能です。障害者デリヘルにも24時間営業のお店があるので、たとえば夜型生活の人や、昼職のお休み前日にシフトを入れたい人などによいでしょう。
デメリット①未経験の女の子は介護法の指導を受ける
障害者デリヘルは、求人への応募資格が未経験者OKとなっているお店が多いですが、通常のデリヘルとは違って、接客する相手は障害を持つお客さんです。なので、ヘルスプレイの講習だけ受けて仕事が開始できるわけではありません。
ただ、介護・医療の資格や職歴がなくても、障害を持つお客さんとの接し方を身につければ働けるということは、メリットととらえてもよいかもしれないですね。なお、指導を担当してくれるのは、介護・医療の資格や職歴を持つ人や、現役の職員の人であるケースが多いです。
デメリット②求人の数が少ない
通常のデリヘルはほかの業態に比べてお店の数が一番多いのですが、障害者デリヘルは一番少ないレベルといっても過言ではないかもしれません。なので、お住まいの地域によっては、引っ越しでもしない限り障害者デリヘルでのバイトを諦めざるを得ないでしょう。
障害者デリヘルの接客内容を確認しよう
障害者デリヘル店では、主に3種類のコースが用意されています。それぞれのコース内容について、特徴を押さえておきましょう。
デートだけ
性欲を満たすのではなく。心の充足感を提供するのがデートのみのコースです。性的サービスはいっさいなしで、世間一般的なデートである食事やお茶、カラオケなどをお客さんに楽しんでもらいます。また、野外デートだけでなく、お客さんの自宅でおしゃべりするなどおうちデートもあります。
障害を持つお客さんは、介護以外で健常者の若い女の子と出会ったり交流したりする機会が少ないので、性的なサービスがなくても十分に喜んでくれることが多いです。
ソフトサービスまで
オナクラのように、他業種にもお客さんのマスターベーションのお手伝いをするソフトサービスはありますが、障害者デリヘルでも同様のコースを用意しているお店があります。ハグや服の上からのバストタッチ、フレンチキス、手コキがコース内容に含まれます。服の上からのバストタッチとあるように、女の子の脱衣はありません。
通常のデリヘルと同じ
障害者デリヘルのコースのなかで、最も料金が高いのが通常のデリヘルと同じサービスを提供するコースです。基本のコース内容には裸になってシャワーからはじまり、Dキス・フェラ・素股・パイズリ、69・指入れ・顔面騎乗などが含まれるところが多いです。オプションは、用意しているところだと各種コスプレ・パンスト破り・ごっくん・聖水・撮影・AFなどがあります。
基本プレイ・オプションともに内容はお店によって異なりますが、オプションについては無理なものを女の子がNG指定することも可能です。この点も通常のデリヘルと同じですね。
入店までの流れとは?
どんな順番で入店にいたることになるのか、ここで確認しておきましょう。バイトをする障害者デリヘルのお店選びに失敗しないため、スムーズに入店に向かって行動するため、各段階でのポイントも紹介します。
①求人情報を比較する
障害者デリヘルはお店の数が少ないので、余裕があれば希望のエリアでバイトを募集しているお店の求人情報は全部チェックしましょう。そもそも年齢などの応募資格を満たしているかや、バック率は低くないか、日払いか、どんな仕事内容か、自由出勤か、罰金・ノルマはあるか、保証制度は?といった具合に、給与・待遇面を比較し、希望にぴったりまたは希望により近いお店を選びましょう。
なお、求人情報が掲載されているWebサイトのページだけだと、不明点が生じることもあるでしょう。たとえば身バレ対策ありと書いてあるけれど、具体的にどんなことをしてくれるのかわからないなど、気になることが出てくることはあるはず。その際には遠慮なくお店に問い合わせをしましょう。
②応募
候補のお店を絞り込んだら、面接の申し込みをします。お店によっては出張面接に対応してくれるので、必要であればお願いしましょう。
障害者デリヘルの面接などは、通常の風俗店と大きな違いはありません。ただし、障害者相手の仕事の経験や資格があるかの質問は受けるでしょうし、講習ではすでに述べたように、未経験者であればとくに介助のことなど障害者相手に接客することの指導を受けます。
面接で合格となれば講習、入店と進みますが、講習は誰が担当するのか、とくにヘルスプレイの実技については不安に感じるでしょう。いまは女性による講習や実技なしのマニュアル講習が増えていますが、気になる人は男性ではないか確認したり、女性がいいと希望を出したりするとよいでしょう。
まとめ
障害者デリヘルはまだまだお店の数は少ないですが、高収入が期待できるほか、通常のデリヘルでは避けることができない、ヘルスプレイなしでバイトできるお店もあります。また、通常のデリヘルのように深夜帯から早朝にかけて働けるのも魅力のひとつ。
風俗未経験、医療・介護の資格や職歴を持っていない女の子でも、応募資格を満たせるお店が多いです。お住まいの地域など働くうえで無理のないエリアに障害者デリヘルがある人は、バイト先の候補にしてみるのもよいのではないでしょうか。